東京都
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おばあちゃんへ
幼い頃の夏の思い出といえば、母の実家のある群馬へ出かける事だった。母の運転する車に布団やお弁当を積みこみ、兄妹3人大…
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ありがとう……が言えなくて
30年前に父が亡くなり、私と妹を優しく、時には厳しく愛情持って育ててくれた母に、肺がんが見つかり、手術も終え、抗がん…
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100円玉の使いみち
きらきらのシール3枚、サメの歯、シリコン素材の不思議な粘土……これらが、お父さんが孫である私の娘(もうすぐ5歳だよ)に…
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改めてありがとう
今さらながらだけど、本当の親子になりましたね。あの時、僕は小学六年で弟はまだ二年生。そんな家族の父親に、あなたはな…
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幸せの中の悲しみ
ねぇ、お父さん。最後に一緒に出かけた日のこと覚えてる? 渋谷でやっていた小さな絵画展。私が行きたがっていることを知り…
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SAKURA
今朝もあの子があなたの写真に、「パパ、おはよう」って話しかけてたの、聞こえた? 最近は男の子よりも元気で、来年からい…
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代筆でごめんなさい
お父さん、お誕生日おめでとうございます。ええと、何回目の誕生日でしたっけ。ごめんなさいね、あまり長い間お父さんの歳…
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一冊のアルバムがくれた大切な想い
お母さんが亡くなって18年、お父さんはお母さんが逝ってしまった季節と同じ春に旅立っていきました。 今は廃虚と化してし…
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天国のあなたへ
あなた、憶えていますか。いつでしたか秋晴れのある日、呉服店の社長さん宅の塗替工事を頼まれていましたよね。近所でした…
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見守っていてね、お父さん
「新居での生活が楽しみですね」と見なれた懐かしいお父さんの字が目に飛び込んできました。喪中はがきを出すために年賀状を…