関東
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ありがとう お父(どう)
私が小学生だった昭和三十年代。雪国の秋田では、農閑期になると出稼ぎが盛んでした。いつだったか、母から「明日からお父…
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ありがとう。おとうさん
「おとうさん。この頃よくあなたの夢をみます」一度も“ありがとう”っていえなかったことを長い間後悔し続けているからだと…
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ぼく、結婚したよ!
ばあちゃん、長いこと待たせたね。ぼく、やっと結婚したよ。30代半ばを過ぎても結婚しない初孫のぼくに、「早くお嫁さんを…
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真(まこと)の愛
おじいちゃんが天国に旅立ったのは、わたしが中学一年のときでした。あれから、半世紀以上が過ぎ、わたしも古希(こき)を迎…
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父への手紙
病床の父さんは目覚めると、「エリコの家まで行こうとしたけど、道が分からなくなった。今度連れてってくれやあ」と、いつ…
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母の置き土産
私の子供の頃、育ち盛り食い盛りの五人の兄妹は、母ちゃんの作る料理を楽しみにしていた。けんちん汁、大学芋、オムレツ、…
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親父へ
親父へ。もうすぐ親父が逝ってから二年になるけれど家族の太陽だったはずの親父の笑顔が俺にはどうしても思い出せないんだ…
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世界一大切なあなたへ
たった一度の人生で優しいあなたと巡り会えた事、本当に奇跡だったんだね。結婚当初は、共同トイレ・洗面所でお風呂もなく…
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ちよばあちゃん
どれ程時が経とうとばあちゃんの皺(しわ)だらけの手の温もりは忘れないよ。ちよばあちゃん本当にありがとう。昭和三十年代…
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天国の井上君へ
今頃、天国では走り回っていますか?野球が好きだった君は、訓練の風船バレーに燃えていたよね。動かなくなってゆく手足の…