第8回
-
ごめんね、おばあちゃん
おばあちゃんが亡くなって、おばあちゃんのことよく考えた。やさしいやさしいおばあちゃん。私、あやまりたいんだ。おばあ…
-
お義父(とう)さん、平和をありがとう
お義父(とう)さん、あなたが平成四年八十歳で亡くなってから日本も変りました。今は、天国で原隊の戦友達とフィリピンでの…
-
お父ちゃんの優しさ
お父ちゃんの一周忌を無事に終えてホッとしている所です。亡くなる数日前から痛みに苦しんで辛そうな顔ばかりの姿しか見て…
-
母とつなぐ手
お母さん、嬉しい報告があります。この秋、神様が私にも赤ちゃんを授けてくださいました。お母さんにとっての孫娘だよ。まあ…
-
ありがとう
お母さんはいつも私の味方になってくれた。いつも自分の事よりも私の事を一番に考えてくれていた。私をいっぱい愛してくれ…
-
ごめんね、おじいちゃん
おじいちゃん、天国での暮らしはどうですか? 元気でやってますか?おじいちゃんが癌で逝ってしまってから、ちょうど二十年に…
-
銭(ゼン)こ心配すんな
大学受験を終えて帰宅すると、父さんはいませんでした。膵臓炎(すいぞうえん)で「痛い痛い」と部屋中を転げ回ったと、母さ…
-
おじいちゃんのスーツ
私のおじいちゃんは、いつも笑えるくらいみすぼらしい服装をしていた。決して、生活に困っていた訳じゃないのに。自宅で中…
-
「お父さんに見せてやりたかねぇ」
お父さんが42才の若さで、病気で亡くなってからもう60年余りの年月が流れました。僕は15才でした。妹も弟もいました。お母…
-
クラゲさん、こんにちは
お父さん。お父さんが亡くなって早37年の月日が流れましたね。あの時7歳だった私も、お父さんが亡くなった年齢にあと2年で…