各賞
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全世で一番大好き
母さん、そちらでの暮しはどうですか。どうですかって聞くのもちょっと変かな。いつも見守っていてくれてありがとう。いつも…
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ねえ、聞いてよ
あなたが旅立って、早くも五回目の夏が過ぎようとしています。 ねえ、聞いてよ。 寂しいです。 つまらないです。 会いた…
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一冊のアルバムがくれた大切な想い
お母さんが亡くなって18年、お父さんはお母さんが逝ってしまった季節と同じ春に旅立っていきました。 今は廃虚と化してし…
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天国のあなたへ
あなた、憶えていますか。いつでしたか秋晴れのある日、呉服店の社長さん宅の塗替工事を頼まれていましたよね。近所でした…
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父の遺言
お父さん、お父さんが天国に旅立ってもうすぐ十年になりますね。 肝臓がんが再発し、たった六十日のいのちと宣告された事…
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間に合わない意地っぱり
高校を卒業と同時に家をとび出して、離れた街へと住みついた私。父さんが嫌いだった訳ではなくって、父さんが再婚したあの…
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遅かった父への謝罪
父ちゃん、そこからオレが見えますか。オレ、来年は傘寿。父ちゃんの享年を遙かにこえました。丈夫に育ててくれてありがとう…
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お父さん…
私の知らない世界に行ってしまってから“あっという間に”というにはほど遠かった一年がもうすぐ過ぎようとしています。 入…
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ありがとう。夢で会おうね。
「わかった! ありがとう それじゃあ おやすみなさい」 それが姉ちゃんとの最後のメールになっちゃった。私ね、姉ちゃんに…
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見守っていてね、お父さん
「新居での生活が楽しみですね」と見なれた懐かしいお父さんの字が目に飛び込んできました。喪中はがきを出すために年賀状を…