銀賞
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沈丁花(じんちょうげ)
お父さん、あの日のこと覚えていますか。早春の日が静かに暮れようとする頃、あなたはうとうと眠っているように見えました…
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天国のお父ちゃんへ
お父ちゃんが脳梗塞(のうこうそく)で意識不明になってから、どうなったと思う? 家出して二年間行方不明になってた兄ちゃん…
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きらきら光るお空の君へ
妻へ。君がお星さまになってから、1年が過ぎたね。シングルファザーの僕は、今じゃすっかり子育てが楽しくなった。「育メン…
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1歳の約束
「この子の1歳の誕生日はとびきりのお祝いをしようね」。約束はきょう、果たしたよ。 君がいなくなってしまってから、ちょ…
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代筆でごめんなさい
お父さん、お誕生日おめでとうございます。ええと、何回目の誕生日でしたっけ。ごめんなさいね、あまり長い間お父さんの歳…
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一冊のアルバムがくれた大切な想い
お母さんが亡くなって18年、お父さんはお母さんが逝ってしまった季節と同じ春に旅立っていきました。 今は廃虚と化してし…
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会いたい お母さん、会いたい
お母さん。あなたの声、におい、十年経つ今もまだ覚えています。思い出す回数は減っても、思い出の深さはかわりません。 …
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あなたの宝物
粋で、おしゃれで、ユーモアたっぷり。明治生まれのおばあちゃんは、私の憧れでした。お互いに気が強くて口も悪い。しかも…
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秋ばばへ
秋ばばは、きょ年の秋93才でなくなった私のひいおばあちゃんです。天国にいる秋ばばに、お手紙を書くのははじめてです。…
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何度でもありがとう
何故に突然、こんなにも伝えたい気持ち「ありがとうお父さん」と、その一言を伝える時間も私から奪いさった主人の死。「幸福…