20代
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三男から四男へ
朋弥にとって、俺はどんな兄だったのかな。泣き虫なのに口が悪くて暴力的で、小さい頃から喧嘩ばかり。いつも朋弥を泣かし…
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おじいちゃんのスーツ
私のおじいちゃんは、いつも笑えるくらいみすぼらしい服装をしていた。決して、生活に困っていた訳じゃないのに。自宅で中…
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むすぶ魂
ありがとう。あなたに、いちばんにそのことばを贈りたいです。あなたがここにいなくなった今、私はあの日よりもっと近くに…
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ビリじゃなかった
「だめだよみかちゃん、じいちゃんと走りな。ばあちゃんと走ったらビリになっちゃうから」16年経っても、おばあちゃんのこ…
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絆
「じーちゃんはばーちゃんが嫌い」それが、幼い私が思った祖父の印象でした。すぐに癇癪(かんしゃく)を起こし、煙草を吸い…
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自慢のお父さん
お父さんが旅立ってから三ヶ月……少しずつ私達前に進もうとしてるの見てくれてる?それでもやっぱり癌が憎いよ。あんなに突…
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私のお父さん
お父さん。最近やっとお父さんと、心の中で呼べるようになりました。お父さんと暮らした記憶があまりなかったし、お父さん…
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私のおじいちゃんへ
私は祖父に手紙を送りたい。子供のころ田舎に帰省すると、いつも祖父にべったりだった。作業場で祖父がかばんなどを制作す…
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パパへ
やっほ! まりなだよ。つたえたい心の手紙を書くコンテストがあってさ、天国にいる人に書ける手紙らしいから、チャンス! …
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天国で会えたなら
「ママが死んでも、2人の心の中にずっと住んでいるから、会いたい時は、いつでも会えるのよ」……あなたは突然、私と妹に言い…