祖母へ
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もう一度会いたいよ
大好きなおばあちゃん、今頃天国でおじいちゃんと仲良くしてるかな?三十三歳でおじいちゃんを亡くしてから女手一つでお母…
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ばあちゃん、おいしいプリンありがとう
「一緒に帰りたいなあ」入院初日。ばあちゃんはそう言ったよね。それから1週間後ばあちゃんがオムツを頑なに拒否している…
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おばあちゃんへ
幼い頃の夏の思い出といえば、母の実家のある群馬へ出かける事だった。母の運転する車に布団やお弁当を積みこみ、兄妹3人大…
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おふとんの記憶
そろそろ涼しくなってきたので、またあの重い布団をひっぱりだしてこなくちゃ。もう23年も使っている布団。今は軽くてあっ…
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五ヶ条の心得
「つたえたい、心の手紙」をテーマとした手紙募集を見た時に私はこの人しかいないと思った。亡き祖母である。とにかく本当…
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大切にされることの「実感」
13年前、僕の娘が生まれた年に、おばあちゃんは亡くなった。僕が大好きだからと、買い物帰りの大荷物を抱えて、わざわざ遠…
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あなたの宝物
粋で、おしゃれで、ユーモアたっぷり。明治生まれのおばあちゃんは、私の憧れでした。お互いに気が強くて口も悪い。しかも…
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ここにおるき
そう、あれは確か私が小学校に上がるか上がらないかのころでしたよね……。 あのころから、人一倍寝つきの悪かった私。あな…
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もう一度だけ
じいちゃんに会いたい。じいちゃんのゴワゴワした手を握らせて欲しい。 じいちゃんは、何でも見通していた。幼い頃、お母…
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最期のエール
「末期の癌にかかっています。余命は……、そうですね。次の桜が咲くまでもつかどうかでしょう」 おばあちゃん、あなたが医師…