祖母へ
-
尊敬する“はは”おばあちゃん
お母ちゃんが死んだその日、「今日からこのお婆ちゃんがあんたらのお母ちゃんやぞ」と冷たくなったお母ちゃんの傍らで曲が…
-
笑顔が置き土産
おばあちゃん。うーん、やっぱりいつもの呼び方にするわね。おばばが亡くなってからもう八年です。あれからいろんな人のお…
-
ばあちゃんへ
ばあちゃんが亡くなってしまってから、もう三十年近く経ちます。ばあちゃんの居ない世界の中に一人残されるのは、高校生の…
-
たらこのおにぎり
ばあばが亡くなってから、一昨日でちょうど三年が経ちますね。ばあばの話が出る度に、私は、たらこのおにぎりを買って家に…
-
私の代弁者
ばあちゃん、私、小さい時うまく言葉が喋れなくて、いつもうなずいて返事をするか、恥ずかしくて言葉が出ないかで「家では…
-
何気ない風景
人通りのない道端で、一瞬だけ目を閉じて歩いてみる。目が見えないことがこんなにも不安だなんて、幼い頃の私は気付かなか…
-
私の、おばあちゃんへ
おばあちゃんが亡くなって何年経つのか分かりませんが、今でも覚えています。冷えた掌、施設の匂い。おばあちゃん、優しくで…
-
ばあちゃん、捨てらんない
ばあちゃん、私、捨てらんない。ばあちゃんに縫ってもらった手さげ袋。小学校入学のときの。目が悪いのにわざわざ妹と間違…
-
おばあちゃんの魔法
「風が来た」。木枠の窓が小さくカタカタと鳴り出す。次々と他の窓が震え出し、ガタガタン。といった後、おばあちゃんちの…
-
ひいおばあちゃんへ
私は今、ひいおばあちゃんが見守ってくれている温かい世界でがんばっています。ひいおばあちゃんも天国では笑ってくれてい…