祖父へ
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名前も知らない貴方へ
おじいちゃんへ一度も会った事の無い孫から手紙をもらうなんて、さぞや驚いたことでしょう。孫の綾菜です。今年で高校三年…
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好青年から老紳士へ
じいちゃん、ごめんなさい。僕はどうやら飲兵衛(のんべえ)になってしまったようです。じいちゃんがあんなに身をもって教え…
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最後のことば
おじいちゃん、おばあちゃん、天国で、仲良く暮らしていますか?あのね、おじいちゃん、おじいちゃんが亡くなった後、おばあ…
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ごめんね、おじいちゃん
おじいちゃん、天国での暮らしはどうですか? 元気でやってますか?おじいちゃんが癌で逝ってしまってから、ちょうど二十年に…
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おじいちゃんのスーツ
私のおじいちゃんは、いつも笑えるくらいみすぼらしい服装をしていた。決して、生活に困っていた訳じゃないのに。自宅で中…
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赤いリボン
おじいちゃんの遺品の整理をしていた時、懐かしいものを見つけました。私が幼稚園の卒園記念に作った灰皿です。大切に取っ…
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むすぶ魂
ありがとう。あなたに、いちばんにそのことばを贈りたいです。あなたがここにいなくなった今、私はあの日よりもっと近くに…
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絆
「じーちゃんはばーちゃんが嫌い」それが、幼い私が思った祖父の印象でした。すぐに癇癪(かんしゃく)を起こし、煙草を吸い…
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真(まこと)の愛
おじいちゃんが天国に旅立ったのは、わたしが中学一年のときでした。あれから、半世紀以上が過ぎ、わたしも古希(こき)を迎…
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おじいちゃん、私頑張ってるよ
「真面目に勉強やっとるか」遠く離れた祖父の家に行くと、第一声はいつもこんな感じ。会えば勉強のことばかりの祖父に、次…