あまりにも突然の事で、お母さん、死んでしまった事に気付いてますか?
私達は、ずっと長い夢を見ているようで、まだ受け止める事が出来ず、ほぼ毎日泣いています。
お母さんが書いていた先の予定のメモ、明日着ようといつもの場所に準備していた洋服、それらを見ると、明日( 未来)の事を考えていたんだろうなと。こんなはずじゃなかったんだろうなと。
お母さんに会いたい。声が聞きたい。
お母さんが好きだった庭の手入れ、私が受け継いでお花を沢山にして頑張ってます。
お母さんが今まで見ていた庭の景色、洗濯物を干す時の二階のベランダからの景色、見つめたであろう全てを辿りながら面影を探しています。家中の至る所にお母さんの面影があって、存在の大きさを実感しています。
今、すごく愛しいのは、本当に日常の他愛もない会話です。お母さんが「お姉ちゃん」と呼ぶ声や、「気をつけてね」「おかえり」と言ってくれる声、「ご飯食べよ」など何気ない温かい言葉がとてもとても恋しいです。
今まで元気だった時は、思いも考えもしなかったし、そんな事をする人はいないでしょうと言われそうだけれど、もう二度と会えないと知っていたならお母さんを抱きしめてあげれば良かった、抱きしめたかった。
お母さんがいたあの日のあの時に戻りたい、戻ってほしいって毎日思います。
たまに愚痴を聞いてくれて、私の絶対的味方で、となりで笑っていてくれただけですごく幸せな時間でした。本当に大切な人がいなくなってしまった。いて当たり前だと思っていた人がいなくなってしまった。
お母さんと行きたかった旅行、やりたかった事、聞きたかった事、沢山ありました。
お母さんがいない月日がどんどん増えていき、初めての夏も終わりそうです。
お母さん、大好きだよ。沢山、沢山、ありがとう。